ロンドン市内観光に是非個人的におすすめしたいのがBarbican周辺。


ロンドンウォールの名残もあり古くからの建物が多く残るエリアで
見所もたくさんあるのでご紹介します!




まず最初に紹介したい場所がロンドン最古の教会である

①St Bartholomew The Great (セントバーソロミューザグレイト)




1123年に建てられた木と石造りのこの教会は外の正門から既にその長い歴史を感じられます。


中は薄暗くこじんまりしているものの、

少しミステリアスな雰囲気が漂う異国情緒溢れる空間。


教会からすぐ北側にあるFarringdonの駅も見事な建築なので見ていく価値ありです。




そしてお次は教会からも程近い

②The Carter House (カーターハウス)

こちらも観光におすすめしたい場所のひとつ。

敷地内にはミュージアムと教会もあり、

光が差し込む回廊がとても美しいです。



バービカンの最大の外せないスポット

③Barbican Center (バービカンセンター)

エステイト、劇場、シアター、ミュージアム、温室を含む

ヨーロッパ最大の文化複合施設で、圧巻なのはその建築。




ブルータリズム建築と呼ばれる建築様式で造られたこの施設は、

Brutalの名の通り、コンクリート打ちっぱなしの無骨で迫力のある建物と

それに囲まれた池と緑が見事なバランスで融合しています。


この一帯は第二次世界大戦時の爆撃で被害を受け、

その跡地にイギリス女王から国民へのプレゼントとして造られたのがこの施設。


天気の良い日には池の周辺で読書したりくつろいでいる人々も沢山見かけます。


古くからのいかにもヨーロッパらしい建物が立ち並ぶロンドンでは

この建築はとても珍しく異様な雰囲気さえ醸し出しています。


ただゆっくりと眺めてくつろぐのも良いですが、

屋上にある温室を訪れるのも忘れずに!




無料で入れる植物園ですが、その建築と

見たことのない花や植物とのバランスが絶妙で見入ってしまいます。

これが無料なのは本当に素晴らしい!



そして無料と言えば忘れてはいけないのがミュージアム。


④Museum Of London (ロンドン 博物館)



バービカンの駅前に佇む言ってみれば歴史博物館といった感じ。


誰もが知るNational Gallery, Tate Modernあたりとは少し異なり絵画等よりも

ロンドンの歴史とその変遷を見れるミュージアムです。


日本人にとって他の名だたるミュージアムと比べると知名度は低いロンドンミュージアムですが、

現地人が一番おすすめしたいと噂なのが実はここ。


ロンドンの街がいつどのように作られてその歴史を歩んできたのか、

立体の展示物と共に学べるようになっていて

私個人的に特に興味深かったのは1900年代以降のゾーン。


産業革命から戦争を経て世界有数の都市になるまでの展示はとても面白く、

ビートルズやドクターマーチン、スウィンギングロンドンの時代の服や雑誌から


戦争で跡形もなくなった街の姿、人種問題、女性の社会進出など、

歴史の勉強と同時にこの現代にも問題提起がされているようでとても考えさせられました。




ロンドンの歴史を一気に感じられるこのエリア、

全て徒歩で回れる範囲内なのでぜひ観光に余裕がある際は訪れるのをおすすめします!